割に合わないアルバイト体験談

コンサートの案内バイトは割に合わない?

コンサートの案内バイトは長時間・薄給の現場

私がバイトしていたのは21歳の時でした。コンサートのアルバイトは、長時間で給料が少なく割りのいいバイトとは言えません。当時の時給は1,000円でした。

まず長時間についてお話しします。コンサートのアルバイトは、朝6時に現場に到着で点呼をとるという現場が少なくありません。理由としては、会場設営に関わる仕事をコンサートの案内をする人が行うことが常だからです。

例えば、入場者全員に配布する折込のチラシであったり、会場特典のミニプレゼントの梱包または配る準備というものはコンサートのアルバイトが行います。チラシそれぞれが束になっているものを一枚一枚取って、一つの袋に詰めていく作業が最も骨が折れます。

とあるアーティストでは、会場特典としてA3サイズのポスターを配布していました。ポスターはその性質上折り曲げることができません。アーティストの顔面にシワが入っていることはあってはならないからです。

従ってポスターは全て一枚一枚丸めて袋に詰める必要があり、また現場は屋外で吹きさらしの風に当たっていて手はかじかんでしまい作業効率が全くわかりませんでした。これが長時間になる原因です。

嫌な仕事はすべて現場スタッフに押し付けられる劣悪な労働環境

コンサートのアルバイトは劣悪な環境そのものです 。無茶な要求ばかり出してくるスタッフ、それを鵜呑みにして現場のスタッフに全て押し付ける無能な運営社員、そしてバイトリーダーという全く意味の無い肩書きで偉そうに指示を出す世間知らずの大学生。

これらがコンサートアルバイトに入った私を大きく苦しめました。アーティスト都合で開場が遅らされているにもかかわらず、お客さんへの説明が全くなく、入場できずにイライラするお客さんの対応を延々と行われたり、時には態度の悪いお客さんのクレーム対応ばかりやらされることもありました。

休憩時間などは決まった時間がなく、忙しくなくなった時に昼食や夕食を取るのですが、突然スタッフが来て仕事を押し付けられたりしてやすまる時間が全くありませんでした。

コンサートは全く見れず、罰金を払わされることも

コンサートのアルバイトで唯一魅力的に見える様子があるとすればそれはコンサートが見えるかもしれないという一縷の希望です。バイトで入るコンサートのアーティストかが好きなアーティストであれば、少しでも聞いたり見たりすることができればコンサートのアルバイトも悪くないと思えるかもしれません。

しかしアルバイトは仕事です。コンサート中にバイトの子が見るようなことがあれば即刻見つけ出されて帰らされてしまいます。これは当然かもしれませんが中には悪い会社もあって、コンサートを見ていたバイトから罰金として5,000円以上を取るようなところもありました。

ポジションによっては、裏方の仕事としてアーティストに食事を提供するケータリングのポジションをすることもあります。しかしこれは、運営会社の人と仲良くならないといけないポジションなので、普通のバイトの子にはなるのは難しいかもしれません。