サラリーマンに聞いてみた

農業を副業として楽しむ!経験者に始め方やその収入を聞いてみた

サラリーマンの副業は数多く存在しますが、農業を副業として選ぶ方もいらっしゃいます。でも農業って経験のない人にとってはとても忙しそうなイメージがありませんか?

ましてや日中は本業に勤しんでるサラリーマン、

タケル
タケル
サラリーマンには無理でしょ。そもそも労働に見合った収入を得られるの?

といった疑問を持たれる方も多いかと思います。

そこで今回は実際に副業として農業を行うjujuさんに話を聞いてきました。

jujuさん
jujuさん
まずはじめに自己紹介をさせて頂きます。

私はごく普通のサラリーマンをしている40代男性、会社員(中間管理職)です。

自前の畑を使った副業を始めたきっかけはいたってシンプルで、単純に所有している土地を有効利用しようと思っただけです。せっかく持っている土地(農地)を使わない手はない、それだけのことです。

今回ご紹介する農業の副業は、趣味の延長のような楽しみながらできる内容になっております。

農業の副業はサラリーマンでもできるの?

タケル
タケル
農業で稼ぐことはサラリーマンでもできるものなのでしょうか?

前提条件として自由に使える“土地“を保有or借用していることが必要です。私の場合は畑を所有しており畑は家と隣接しております。

マンション、アパートでも1階に住んでいてちょっとした土地があれば十分できます。一戸建ての土地付きにお住まいであればご自分のスペースにあった活用をすることでさらに選択肢が広がります。

サラリーマンをしながらできるか不安に思う人もいるかもしれませんが、まったく問題ございません。だって自分のペースでやるだけなのでぜんぜん大変ではありません。

今日はここまで、今週はここまで、とか自分なりの目標や区切りを決めて作業をします。いつもやっている作業時間は夏場と冬場では違ってきますが、ざっくり平日では約0.5~1h程度/日、休日は約3h/日程度です。

畑も育てやすい野菜を選べばいいです。春から夏場ですと定番のきゅうり、トマト、オクラ、ナス、ジャガイモ、サツマイモ、カボチャなどでしょうか。冬場はなんといっても大根、白菜、ねぎでしょうか。

基本的に誰でもできます。私でもできるのですから。私は農作業がそれほど好きではありません。だからどなたでも大丈夫です。

サラリーマンが農業を始めたらどのくらい稼げるのか?

タケル
タケル
農業はサラリーマンが本業をしながらでどのくらい稼げるものなのでしょうか?

始めたばかりの頃は家の近くで100円均一で無人販売していました。心なき人が無銭で持って帰ることが結構ありましてしばらくして近くの地産地消の販売場に出品するようにしました。

私は上記にも記載しておりますが日々の作業時間は平日では約0.5~1hr程度/日、休日は約3hr/日程度です。気になる収入ですがバラツキがあるのは正直なところです。まあ平均すると収穫物が多い時期ですとおよそ2万円/月でしょうか。冬場の収穫物がすくないと数百円~数千円/月です。

本気度、所有している土地の広さ、農作業にかけられる時間、知識と経験に比例し収入も増えるはずです。私はそれほど本気でなく緩くやっていていますがそのほうが無理なく続けられると思います。

趣味の延長でやっているので趣味と実益を兼ねてという考え方でポジティブにとらえて頂けますと幸いです。

農業を始めるにはまず何からすれば良いの?

タケル
タケル
早速、畑仕事の副業を始めたいという方のために、まずはなにをすべきか教えてください。

畑を利用した副業を始めるためにはまず事前に用意するものがあります。

畑仕事に必要な道具を用意する

始めるにはある程度道具が必要になります。手始めに畑を耕す道具として以下のものが最低限必要です。

畑仕事に必要なもの
  • スコップ
  • 収穫用のハサミ
  • 野菜などをいれる箱とビニール袋
  • 農作業の手袋
  • 水やり用のじょうろor水道ホース
  • 草取りカマorカマ(草刈り用)

広くなければ鍬で大丈夫です。狭ければスコップでもいけます。できれば鍬をオススメします。鍬は耕すために設計された農具だけあって作業しやすいです。

作業着を用意する

また作業着も畑仕事に適したものを身につけることが好ましいです。

畑仕事に適した衣服
  • 長袖
  • 長ズボン
  • 長くつ(ガーデニングブーツ)
  • 帽子

蚊に刺されたり草まけしないためにも必須です。帽子も着用をオススメします。特に夏場は帽子着用厳守でお願いいたします。

種や苗などを購入する

ここまで準備が揃いましたらホームセンターで育てたい種や苗と肥料を購入します。何を購入したらわからなければホームセンターの方に聞くのが一番です。旬の野菜とその育て方や注意点を教えてくれます。私もそうでしたから。

身近に農業に詳しい方がいればその方にいろいろ聞いて始めることをオススメします。書店で家庭菜園の本が売られていますのでそちらを参考にするのもいいです。

その他、必要に応じて用意するもの

私の所有している土地の広さは約20~30m×20~30m程度です。これ以上の広さあれば農機購入をオススメします。およそ10万円以下で購入できます。耕す作業を人力だけでは厳しいです。

夏場においては天敵“蚊”を寄せ付けないためにも携帯用の蚊取り線香orベースマットをオススメします。熱中症対策のため首元を冷やすアイスノンもオススメです。こまめに水分をとるのはもちろんです。

もろもろ揃えると数万円します。農作業がそれほど嫌いでなければ始められると思いますので、少し費用はかかりますが揃えてください。

農業って実際にどんな作業をするの?

タケル
タケル
農業の副業のイメージをつかみたいのですが、実際に畑仕事で行う作業について詳しく教えてください。

それでは、農業の実際の作業について順を追って説明します。

畑を耕す〜種まき

畑を耕す

まずは畑を耕す作業を行います。鍬、なければスコップでも畑が小さければいいです。ある程度広さがあるとスコップですとしんどいです。

私の畑は約20~30m×20~30mあるのでたまたま譲りうけた農機(耕運機)で耕すことができています。ほんの1~2h程度で完了しますがこんだけの広さですと人力の鍬でやった場合、1~2日かかります。

私の畑の半分以下の広さであれば人力でも耕すことは可能です。同じ広さもしくはそれ以上でも人力でやることはできますがかなりしいんどいはずです。小さくてもいいので土地が広い場合は農機を購入することをオススメします。

種をまくor苗を植える

畑を耕したら育てると決めた野菜の旬に合わせて種まきor苗植えをします。私の個人的なオススメはオクラ、トマト、ジャガイモ、カボチャ、大根、柿です。狭い土地でしたらその中でもオクラ、トマトです。世話がそれほど必要でなく勝手に育ってくれて頻繁に収穫できるからです。

私が実際に試したことのある作物は以下のとおりです。

種:オクラ、ジャガイモ(種芋)、大根、柿(接ぎ木)、白菜、レタス、大葉、落花生など

苗:トマト(ミニトマト、挿し木含む)、カボチャ、いちご、ブロッコリー、キウイ、イチジク、カボス(苗木)、甘夏(苗木)、ブルーベリー、ネギなど

肥料ですが牛ふんを使用します。ほかにもありますが私の場合は牛ふんのみです。これだけでも十分に育ちます。肥料は植えた時にあたえるだけで十分です。

柿、イチジク、キウイなど果樹類は畑の外側に植えましょう。キウイなどは横に広がる特性があるため、ある程度の広さの畑を所有している方以外はブルーベリーなどを植え、大きくなりすぎないよう管理しておけば果樹類も収穫できます。

日々実施する作業

水やり

水やりですが基本的に夏場のみです。冬場はしません。夏場も日中はせず夕方(17:00~19:00)に毎日行います。サラリーマンしていると毎日の水やりができない場合がありますが1、2日くらいしなくても問題ないです。あまり連続するとまずいですが。

水やりの量ですがさっと表面が濡れる程度ではだめです。根っこ部分に十分な量の水やりは必要です。冬場は水やりしなくとも作物がだめになったことはなく基本的にしません。

雑草の除去

雑草の除去も水やり同様、基本的に夏場のみが主で冬場は頻度は少ないです。夏場は根っこからひとつひとつ手作業で取り除くのがいいのですが土地がある程度広く雑草の量が多いとやってられない状態になります。

その場合は“カマ”を使って切って除去することがいいです。たびたび作業しなくてはいけませんが作業は劇的に削減できます。そもそも夏場はやってもやっても直ぐに雑草ははえてきます。頻繁に草取りは必要になるので量にもよりますがカマで切って作業するほうが効率はいいです。

土地が狭く雑草の量も少なければひとつひとつ根っこから取り除いてください。そのほうが間違いないですから。私の場合はカマでも大変なので“草刈り機(エンジン)”にて作業しております。

収穫〜出荷

収穫する

作物のベストな収穫時期に収穫します。収穫に適しているタイミングですが種の場合、種が入っている袋に収穫時期が記載されていますので参考にしてください。間違いないのは知り合いに農業の先輩がいたらその人に聞くのが一番ですが、いなければ本屋さんで参考になる本を買って参考にするのがいいです。

例えばオクラでしたら外観と触った感触で判断が必要です。大きすぎると硬くなり食べられません。だいたい10cmくらいまででないと食べられません。それ以上は硬くてNGでしょう。収穫はある程度、経験が必要かもしれません。

収穫時、はさみ、収穫物に見合ったメッシュのプラ製箱(土がついてもふるいのように土が落ちる)、グリップがきく手袋(引越し屋さんが使うような手袋が私はオススメ)、販売用のビニール袋(予め穴付きがオススメ=穴がないと気温が高い日だと内側に水滴がついたりします)と、もちろん作業用の服装(長袖長ズボン、長くつ、夏場は帽子着用)は必須です。

出荷する

収穫したらきれいにしてビニール袋にいれますが、土が目立つようでしたら水洗いし自然乾燥した後にビニール袋にいれてセロハンテープなどで封をします。

値段も自分で設定します。お住まいの近くにあるスーパーの値段を参考にし値付けするといいでしょう。出荷に関しては出荷先に確認しルールに準じて頂ければよいかと思います。

農業の副業のメリットとデメリット

タケル
タケル
jujuさんが考える農業の副業のメリットとデメリットを教えてください。
メリット
  • 趣味と実益を兼ねる副業
  • 土地の有効利用
  • 自分で育てた野菜や果物を食べられる
  • 健康的

サラリーマンの副業として農業は、畑仕事がある程度好きで土いじりや野菜、果物が好きな人に向いているでしょう。また収入が安定していませんから趣味と実益を兼ねてという考え方の人が向いています。

デメリット
  • 収入が安定しない(冬場の収入が少ない)
  • 手間がかかる
  • 天候不良など外部要因に影響される
  • 汚れる作業(土いじり)
  • 虫との遭遇

逆に向いていない人ですが好きな人と真逆な人です。土いじりが嫌いで安定した収入でないと嫌な人はこの副業は向いていません。

まとめ

私もこのプチ農業的な副業を始める前は、食わず嫌い的なところがあってあまり農作業は好きではありませんでした。でもやってみると意外と野菜を育てる楽しさがわかってきて、いまでは本当によかったと思っています。

実際にやってみないと好きか嫌いかはわからないと思いますので、まずはやってみて決めて頂いてもいいのではないでしょうか。みなさんに少しでも自前の畑を利用した副業がお役にたてれば幸いです。