仮想通貨

仮想通貨のリスク回避策とは?長期分散投資で安定収益を

マミ
マミ
あ~。
シンジ
シンジ
どうしたの?そんな世界の終わりみたいな顔して。失恋?
マミ
マミ
違います!私が投資してた仮想通貨が大暴落して、せっかくアルバイトで稼いだお金がパーなんです!
シンジ
シンジ
もしかしてその通貨1つにバイト代のほとんどを注ぎ込んだの?
マミ
マミ
そうですよ。あ~絶対上がるって噂だったのに~。
シンジ
シンジ
マミちゃん、投資に絶対はないよ。安定して稼ぎたいなら仮想通貨であっても長期分散投資を心掛けないと。
マミ
マミ
長期分散投資…ってなんですか?教えてください!

投資に絶対はない。リスクがあることを念頭において投資しよう

シンジ
シンジ
どんな投資においても必ずリスクはある、仮想通貨は特に価格変動が大きいから注意しなきゃ。
マミ
マミ
確かに周りが大儲けしているのを見て上がることばかり考えてた…。

株式、為替、不動産、どの投資も必ずリスクは存在します。仮想通貨は市場の成長過程にあり、価格変動が特に大きいです。急騰することもあれば信じられないような大暴落もよくあります。

うまくいっている時は良いですが、資産を減らしてから後悔しても遅いのです。このような価格変動リスクがあるということを念頭に入れて投資に臨まなければなりません。

シンジ
シンジ
僕もCTRっていう通貨を買ってたんだけどね、ピーク時から3~4ヶ月くらいで400分の1くらいになっちゃったよ、ハハハ。
マミ
マミ
400分の1ですか?!それは大変でしたね!(なんで笑ってられるんだろこの人?)

CTR(セントラ)は、仮想通貨で使えるデビットカードとして将来性が注目され、その価格も順調に上がっていた通貨です。しかし、2018年4月にCTRの創業者が逮捕される事態が発生し大暴落。バイナンスでもその取り扱いが廃止されることとなりました。

仮想通貨市場には大手企業も参入していますが、そうでない企業または個人も存在します。その中には詐欺まがいのコインが発行されていることも少なからずありますので、価値のないコインであることが明るみになった際には価格の暴落は避けられません。

マミ
マミ
でもそんなの予想できないですよね…どうすればいいんですか?
シンジ
シンジ
それをこれからお教えしましょう。

リスク低減のため3つの分散投資を心がけよう

仮想通貨の暴落リスクを低減させるため、次の3つの分散投資を心がけましょう。

  • 銘柄の分散投資
  • 地域の分散投資
  • 時間の分散投資

銘柄の分散投資

上がると思って1つの銘柄に集中して資産を注ぎ込んでしまうと、暴落時の影響をまともに受けてしまいます。資産が400分の1になってしまったら…ゾッとしますね。

このようなリスクを避けるためにも、複数の銘柄に分散して投資することが重要です。複数の銘柄の中で急騰するような銘柄があれば、暴落した分の損失をカバーすることができます。

シンジ
シンジ
僕もCTRを持っていたけど、僕が投資してる仮想通貨全体の3%にも満たない程度しか保有してなかったんだよ。
マミ
マミ
なるほど!だからのんきに笑ってられたんですね!
シンジ
シンジ
ハハハ…(の、のんき?)

地域の分散投資

仮想通貨は様々な国の企業が発行しています。例えば中国で仮想通貨取引に対する規制が入った場合、中国人が保有する割合の高い通貨は値下がりが予想されます。

このような仮想通貨が持つ地域特性も考慮して分散投資を行うとよりバランスのとれた運用ができます。

シンジ
シンジ
銘柄の分散投資がしっかりできていればそこまで気にする必要はないけど、一応頭に入れておこう。
マミ
マミ
ドバイやフィリピンの通貨もあるのね。今度行ってみたいなぁ。
シンジ
シンジ
…聞いてる?

時間の分散投資

マミ
マミ
でも仮想通貨って確かに銘柄によって差はあるけど、下がる時は全部下がるし、銘柄を分散させても結局損しちゃうんじゃ…。
シンジ
シンジ
フフフ、それも時間の分散投資をすれば解決できるのですよ。

2017年12月、仮想通貨はアルトコインを中心に大いに盛り上がり、それこそ何を買っても儲かるボーナス相場でした。

しかし年が明け2018年になってからコインチェックのXEM消失事件などネガティブなニュースが続出。逆に何を買っても値下がりするという相場になってしまいました。

それでも時間の分散投資をしている人はこう考えるのです。

シンジ
シンジ
おっ!値下がりした!仮想通貨が安くたくさん買えるぞ。

単にメンタルが強い人の発想、というわけではありません。

時間の分散投資は、一度に多額の資金を投資するのではなく、少額を定期的に投資することで、短期的な値下がりが生じた際のリスクを軽減できる手法です。

例えば10万円元手資金があり、1コイン100円の仮想通貨に投資するとします。投資開始後このコインは10円まで暴落し、その後徐々に持ち直すも10ヶ月後の時点で50円となる設定とします。

最初に10万円全額投資した人の場合

1コイン100円の時に元手資金の10万円を全て投資した場合、1,000コインを購入できます。10ヶ月後の時点では1コイン50円ですので、半値の5万円に資産が減っていることになります。

1ヶ月1万円で分散投資した人の場合

1ヶ月に1万円の分散投資をした場合、今回の設定では下記のような購入となります。

  投資額 コイン価格 購入枚数 累積枚数
1ヶ月め 1万円 100円 100 100
2ヶ月め 1万円 10円 1,000 1,100
3ヶ月め 1万円 20円 500 1,600
4ヶ月め 1万円 15円 666 2,266
5ヶ月め 1万円 20円 500 2,766
6ヶ月め 1万円 30円 333 3,099
7ヶ月め 1万円 25円 400 3,499
8ヶ月め 1万円 40円 250 3,749
9ヶ月め 1万円 60円 166 3,915
10ヶ月め 1万円 50円 200 4,115

最初は100円のコインを1万円分なので100コインの購入に留まりますが、翌月は10円に暴落しているため、1万円で1,000コイン購入できることになります。

10ヶ月後には4,115コインにもなり、円に換算すると1コイン50円なので、なんと20万5,750円と元手資金の2倍にもなっています。

マミ
マミ
うそー!投資始めた頃よりコインの価格は半値になってるのに資産は倍に増えてる!
シンジ
シンジ
これは極端な例かもしれないけど昨今の仮想通貨の値動きならありえるよね。

また、投資の上級者は時間の分散投資をする中でも、価格が高い時期には投資額を少なくし価格が安い時には投資額を多くするなど、時期によって投資額をコントロールすることで効率よく利益を上げることができます。

マミ
マミ
じゃあ今すごく安くなってるからガツンと買ってみようかな!
シンジ
シンジ
も~っと、下がるかもしれないよ~。
マミ
マミ
やめときます…。

もちろん、最安値の時に全額投資できればその方が利益は出るのですが、「今が最安値なのか」を見極めるのはとても難しいことです。価格が安い時と高い時を見極める自信がない場合や、初心者の方は定額で投資していくのが無難です。

長期目線での投資を心がけよう

分散投資をしていても、下落する相場の中では含み損を抱えることも大いにあり得ます。ただしずっと下落し続けるということはあまりなく、下落すれば上昇するのが相場というものです。

マミ
マミ
でも仮想通貨って急に半値になったりするから、もっと下がるんじゃないかと思って損切りしちゃうかも。
シンジ
シンジ
さっき言ったように下落すれば安く買えると思って慌てないこと。CTRみたいに修復困難なニュースが出た場合は例外だけどね。

下落してる間でも分散投資をしていれば安く銘柄を購入できるので、損益分岐点は下がっていきます。下落相場で含み損を抱えたていたとしても慌てずに、長期目線での運用を心がけましょう。

特にサラリーマンが副業として仮想通貨運用をする場合、目先の値動きに囚われてしまっては常に仮想通貨の価格の方が気になってしまい、本業にも影響してしまいかねません。そういう意味でも長期目線で機械的に運用していくことは大切です。

また、仮想通貨はまだ十分に実用化がされていない成長過程の市場です。多くの大企業が注目し参入に乗り出しています。数年後に実用化がされ、より多くの人が仮想通貨を持つようになれば価格がどうなっていくか、予想がつきますよね。

マミ
マミ
将来性を考えれば仮想通貨こそ長期目線で投資すべきってことね!
シンジ
シンジ
おっ、最後だけ急に理解力が良くなったね。

まとめ

  • 仮想通貨は特に価格変動が大きく一点集中購入は危険
  • 価格変動リスクを低減させるためには、銘柄の分散・地域の分散投資・時間の分散が重要
  • 安定した収益を得るためには、目先の相場にとらわれず長期目線での運用が必要

今回紹介した長期分散投資は、投資の基本中の基本であり、それを仮想通貨にも当てはめているだけです。仮想通貨業界はその話題性から投資の初心者も多く参加しており、この投資の基本が疎かになりがちです。

短期間で価格が何倍にもなったとか夢のような話をよく聞く仮想通貨ですから、目先の値動きを追いかけて大きな利益を狙うのも良いでしょう。ただし、それはリスクを覚悟している場合のみ。

急激な価格の上下動で資産を失いたくなければ、長期分散投資で安定した運用を心がけていきましょう。