割の良いアルバイト体験談

高時給1,100円!スーパーと思ったら…そこは八百屋のバイト

タウンワークでスーパーの「青果」のバイトを発見

大学生2年生(20歳)のとき、生活費を稼ぐため、アルバイトをしようと思いました。タウンワークで求人を見ていると、「スーパーの青果」のバイト募集記事が目にとまりました。週2日からOKで、ちょうど募集時間帯も18~22時の遅番でした。業務内容も、「野菜の加工(袋詰め)、陳列などの簡単な作業」と書かれています。

普段の大学の授業に差支えがなさそうな時間帯で、時給も1,100円とよかったので、早速連絡をすると、「店長」という若い男性が電話に出ました。そして、すぐに面接の日程が決まりました。

住所は自宅から2駅と近かったのですが、私はそのスーパーに行ったことがありませんでした。ドキドキしながら、面接の日、自転車でスーパーに赴きました。

ここはスーパー?八百屋?

さて、着いたスーパーは、不思議なスーパーでした。スーパーは青果や、鮮魚、精肉ごとに会社が違い、私は青果の会社に直に雇用されました。店長は、30歳過ぎのしっかりした男性でした。

私は青果でバイトを開始したものの、いわゆる店内の冷房のきいた中での「青果コーナー」とはまったく違いました。もちろん、店内にも青果コーナーはあったのですが、それは一部で、メインはお店の外で、20m四方の広さに、ザルや段ボールを広げて、屋台のように野菜を売っている場所だったのです。

その光景は、いわゆる昔ながらの「八百屋」

そして、この店外の野菜たちは、ねじり鉢巻きをした典型的な八百屋のおじさんが担当していて、店長に聞くと、彼は正社員でもアルバイトでもなく、「フリー」として雇用されているのだとか…。仕入れも自分で市場に行ってやっており、地域のお客さんには、「名物おやじ」として認知され、この店外の野菜の安さ目当てにやってくる人が多いそうです。

そして私の担当は、遅番だったため、野菜の袋詰めや陳列以外に、この店外に出された膨大な量のの野菜たちを、1時間以内に1人で冷蔵庫にしまいこむという、大変な作業でした。

きついこともあったが、チームワークで楽しい思い出に

最初は、その外見から「怖そう」と思っていたねじり鉢巻きのおじさんですが、親しくなってみると、とても面白い人でした。正社員は店長のほか、もう1名、あとはパートのおばさんたちが昼に3名ほど働いていました。

それぞれの個性が強く、最年長のおじさんを筆頭にとてもチームワークがよく、閉店後は皆でカラオケやボウリングによく行き、バイトの日は、ここの人たちと会うのがとても楽しみでした。

猛暑日は、店外での作業はとてもきつく、汗をダラダラ流しながら「大丈夫?」「大丈夫。そっちは?」などとお互いをいたわりながら仕事をしました。

力仕事ばかりできついこともあったし、しまいこみの途中、荷台に乗せた野菜をすべて床に倒してしまうという大失敗をしたこともありましたが、誰も私を咎めることなく、いつも店長や他のスタッフさんがフォローしてくれていました。

ねじり鉢巻きのおじさんに、仕入れに同行させてもらい、市場に連れていってもらったこともあり、とてもいい社会勉強にもなりました。就職活動を始めるまでの1年間、私はここで働き、本当に楽しい日々を過ごすことができたと思います。